恋風船


端から順番にくじ引きを引いていく。


「よしじゃあ席かわれー」


山ちゃんの合図で俺と晴斗以外は一斉に動き出した。


「矢野くんよろしくね」


そう言ったのは紛れもなく島田の声。


「隣、志穂ちゃん?よろしくー」


俺の斜め前が島田なんて嬉しすぎてやばい。





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