恋風船
第2章~両想い~
夏祭り
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翌日。
学校に行くと今まで門をくぐれば軽蔑的な目で見てきた奴らも誰も注目しなくなった。
教室に入っても誰も注目してくれず自分の席に座る。
「坂本、あんたその髪っ!!?」
安井が大声で叫んだせいで全員の視線が俺に向く。
金髪じゃないのがそんなに不思議なのかよ。
晴斗と龍介と田畑と島田以外は目を見開いて驚いたような顔をしている。