gangな恋


勿体振らなくていいのに…


そんなに言いにくい事なのかよ。




「2代目なら……いますよ?」


「え?どこに?」


「どこって……リンさんの後ろ…」







―――え?


私の……後ろに?




頭が真っ白になる感じがした。




だって……後ろにいるのって……




「ま…さか………和弥……?」





振り返ると和弥はすぐ後ろにいて、私を見てにっこりと笑った。




「お久しぶりです。和弥さん」


「あぁ」






「「っえーーー!?」」




私と夏帆の叫び声が響き渡った―――

< 93 / 367 >

この作品をシェア

pagetop