私たちの半年間に題名をつけるなら…
時々、みほらしき人が来ると
声をかけそうになっちまう…
心臓は今にも爆発寸前の中
初めて会う彼女を待つなんて…
もう限界だぁッ!!
誰か助けてくれっ…///
ショーウインドーに映る
自分の顔は…
情けないくらい真っ赤だった。
―――とそこに
一人の女の子が入ってきた。
いかにもギャルで
男には困らないような感じの奴だ。
まさかとは思ったが
俺の想像していたみほとは
全くの別人だったので
一瞬目が合ったが
逸らしてしまった。
すると彼女は俺のほうに
近づいて来てこう言ったんだ。
「あの…竜也くんですか?」