黒の世界

その言葉に、背筋が凍りついた。



・・・まさか。



何も知らない男の口からこんなこと言われるとは思っていなかったから。




「痩せすぎ。ろくに食べてないみたいだし」




優しい口調で、表情で、私にとってか残酷なことを口にする。




この男・・・




なにもかもが見透かされてるような感じがして、なんとも言えない気持ちになる。






「まだ寝てれば?あっ俺そろそろ行かなきゃ。怒られる」




「は?ちょっと・・・」



・・・出て行ってしまった。
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