心の中の宝物

亜美の過去

「はぁ、はぁ・・・」

着いた。

全力疾走だったからしんどい。

私は息を整えてドアの前に座った。


そう。

ここは亜美の家の前。

今の私に出来る事。

それは亜美を信じて待ち続ける事しかできないんだ。

だから私は亜美の部屋の前で亜美が帰ってくるのを待つ事にした。


もしかしたらもう帰ってこないかもしれない。

いつになるかもわからない。

でも私は亜美を信じる。

今度は私が亜美を守るから!



ふゅ~~~

「寒い。」

夏だからまだましだけどやっぱり夜は冷える。

私のここでの生活が始まった。

早く帰ってきてね。

亜美・・・

そう祈って私は深い眠りについた。

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