心の中の宝物
「ご飯できたよ。」

亜美が料理を運んできてくれた。


「うわ〜オムライスだ♪私オムライス大好き。」


机にはきれいにまかれたオムライスとサラダ、お茶が並べられた。

亜美からスプーンを受け取る。


「いただきま〜す。」

「はい。どうぞ!」


私はほくほくのオムライスを口に運ぶ。

「ん〜♪おいしい!」


「良かった。」


亜美も食べ始めた。



「亜美絶対良いお嫁さんになれるよ。すっごく料理うまいし。」

「そうかな?」

「うん!絶対。」


「でもだれも拾ってくれないよ。」


「彼氏とかいないの?」


「今は・・・いないかな。」


「へーいが~い。」


私は正直な気持ちで言った。


亜美は本当美人で経験も豊富そうだった。


「最近別れたんだ・・・。」


「え?」

< 35 / 187 >

この作品をシェア

pagetop