濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


「翔ちゃん、行くよ?」


「あ、ああ。わかった」




ご飯を食べ片付け終えると、紗耶は俺の手を引っ張り浴室へと向かう。


きっと、お前は出来る限り俺との時間を大切にしたいんだろうな。


俺も同じ気持ちだからな。


お前と過ごす時間は、かけがえのねぇ時間だと思ってる。


これからもずっと、一緒に、毎日大切に過ごして行こうな。



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