濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


刻々と時間が過ぎて行く中、うつらうつらとなりながらも中々寝付けずにいる。


…もう4時か。


やっぱり翔ちゃんが傍に居てくれないと、安心して眠れないよ。


ねぇ翔ちゃん。


今どこで仕事してるの…?


危険な仕事してるのかな。


翔ちゃんは強いから、負けたりしないよね…?


大丈夫だよね。


どうか、無事に帰って来て。


翔ちゃん。



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