濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


「では、新郎様、チャペルへと移動をお願いします」


「紗耶、そのウエディングドレス姿そそられるな。夜が楽しみだ」


「…へっ?!////」




翔ちゃんは私の耳元でそう呟くと『先に行ってるな』と微笑み部屋を後にした。


また恥ずかしい事をサラッと言うんだから//


翔ちゃんは私の緊張を解す為に言ってくれたんだよね。


ありがとう。



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