濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


少しして私もチャペルへと向かうと、チャペルの前ではお母さんが待ってくれてた。




「紗耶。とっても綺麗だわ」


「ありがとう。お母さん」




少しして、目の前にあるチャペルの大きな扉が開かれた。


目の前には、式服で着飾った沢山の人がこちらを向いて立ってくれてて…バージンロードの先には愛する翔ちゃんが立ってて。


凄く胸が熱くなった。



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