最強女子はNo.1!?

White rose


「もしもし、藍(らん)?」


『もしー…って!! え、集まるん?』


「そ。 集めれるだけ集めといて。 今日行くから」


『りょーかい。…ツー…ツー…』




さて、と。


藍の家に行きますか。


周りの騒がしさからしたら…学校だろうな。


まぁ家には琳(りん)がいるでしょ、多分。




ピンポーン


呼び鈴を押すと…


ドタッ…ゴンッ………ガチャン


うん、これはまさしく琳だ。


藍だとこんなにも騒がしくないし慌てないしね。


ガチャ…


「お、お待たせ……って!! 舞ち…違う、萌架!?!?!?」


コイツ…間違えそうになったな。


「お久、琳。 アレ、やってくれる? 今日、集会だから」


まぁ間違えそうになったことはスルーしてそう言った。


「あ、あぁ…上がれよ…ってもう上がってるし!!」


少々キョドり気味な琳を無視してスタスタと上がらしてもらった。


そしてガチャ…と琳の部屋を開けると…


「あぁー!! 開けちゃアカン!!」


………相変わらず。


「相変わらず、強盗が入ったみたいな部屋だね…って………」


よくこんな部屋に女連れ込めるよね。





.

< 22 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop