約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
「真幸~おはよう。」



 「おはよう。」



 「真幸、このリップの色
どう思う?」


愛(まな)が春らしい桜色の
リップが塗られたクチビルを
チュ~するみたいに近づけてきた。


 「すんごく似合ってるよ。」


いじめから解放されたくて
遠方の高校に入学してもうすぐ1か月。


愛はわたしにとって初めて
出来た親友だったりする。



セミロングの髪は、
綺麗なストレートで
見てるだけで羨ましくなっちゃう。

目だってパッチリ二重でおしとやかに
していたらどこかのお嬢様みたい。


でも、でも・・・・。


愛は元気いっぱいの女の子。

愛のおかげで、
学園ライフが楽しみになってきた
今日この頃。



本当はビクビクしてたんだよね。


だってこのクラスには、中学の頃から
ファンクラブまであるっていう学園の
アイドル2人組(吉村温人と新庄亮)
が揃ってるんだもん。


揃ってるだけなら別にな
んてことないじゃんって思うよね。


普通・・・。





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