約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
そして、それは実行された。
真幸が、温人の体調を疑い
だした。
「今から消える。俺は蒸発
するんだ。好きな女と。
わかったな。 亮。 後は
まかせた。」
温人はそう電話で言い放った。
「お前はどうするんだ。」
「病院にでも入院するよ。
もう立っているのもやっと
のようだ。」
「温人・・・。本当にいいん
だな。」
「あぁ。真幸はお前に託した。
俺の代わりに幸せにしてやって
くれ。」
そう言うと電話は切れた。
俺は、真幸を抱きに行く。
もう引き返せない。