約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて

温人が、真幸に残した手紙には
何通も何通にも、俺と幸せに
なれと書かれていた。


温人が一番望んでいたことを。
きっと悔しかっただろう。


それなのに、あいつは最後まで
俺たちの事を考えてくれて
いた。


今、俺の横には、真幸がいる。

お腹もこの頃では目だってきた。

俺も真幸も信じているんだ。
この子がお前の生まれ変わり
だと。


だから、3人で幸せになれると
信じているんだ。




そして、俺は一生嘘をつく。

真幸を愛しているから。

そして、親友との約束だから。

温人と俺が入れ換わった初恋の
約束。

あの日の事は一生の秘密。

 男と男の約束だから・・・。

             END

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