約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
初恋

心地よい風が髪を通り抜ける。


わたしの初恋話しをイヤっ
てほど聞かされた温人は、
やっと解放でもされるみたいな
表情でわたしを見送った。



温人はいっぱい恋話もある
だろうけど、わたしは・・・。


わたしにとっては、
たった1度会っただけの
彼だけなんだもん。

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