約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
木漏れ日が頬を照らす。


あの頃はものすごーく
大きく思えたこの木。



 「それほど大きくなかったんだ。」

つい笑ってしまう。



約束の時間なんてない。



朝から1日待つしかない。



来るかもわからない初恋の彼。




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