一匹狼と無邪気なワンコ

 なんでコイツはこんなに突っかかってくるんだろう。


 俺は本気であそこまで年上に興味が湧かないし、性の対象としてしか見ていないのに。


「ん~、ウソじゃないんだけどね」


「はいはーい」


 ぷいっとそっぽを向く千佳に少々殺意を覚えつつ、俺はある事を思いついた。


「証明して欲しい?」


「どうやって――」


 千佳が俺の方を見た瞬間、俺は千佳の両頬に手を置く。

< 122 / 482 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop