一匹狼と無邪気なワンコ


 笑いながら開けられたお弁当箱を見ると、数分後にはお腹が空きそうなほどの量しか入ってなかった。


「は!? 何それ!?」


「何って……アスパラのベーコン巻と、肉じゃがと、あと――」


「そうじゃなくて! 量!」


「え? あ、なぁんだ。」


 恥ずかしそうに笑うセンセも悪くないね。


「いつもこれくらいよ」


「俺の知ってる女の中でセンセが一番小食かも」


「あら、そう? まぁ間食しちゃうんだけどね~、ついつい」

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