CHANGE〜警視庁特殊捜査課〜



「…というか、何でお前がここにいる。
見学でもしてるのか?
早く帰れ。」



そう言って、しっしっと追い払うような素振りを見せる。



「帰れぇ!!??
残念ながら、私は今日から特捜課に配属されたんですーっ!!!」



ふんっと笑って言うと、教官は再び拾った昼飯をドサッと落とした。



「………なんの冗談だそれは。」



目を見開いて、驚いてる様子。



「冗談じゃないぞ。
全員揃ったから紹介を始める。」



警視監は大きな声で話だした。



「今日から特捜課に配属された、瀬川奈央警部だ。
皆仲良くしてやってくれ。」



「よろしくお願いします!」



私はバッと深く礼をした。



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