CHANGE〜警視庁特殊捜査課〜



「私は清水恵梨子(シミズエリコ)。
歳は…想像に任せます。
女の子が来てくれて良かったわ。
よろしくね。」



パソコンをしてた女性がニコッと笑って言った。

後ろで束ねた髪型が似合う、すごく仕事が出来そうな人。
そして、女の私が見入ってしまう程の…美人。




「ちなみに言うと、矢崎、清水、宮下、泰さんが警視。
松村が警視正だ。」


警視監が付け足して言った。



「えっ!!
教官て警視だったんですか!?」



思わず声が出てしまった。


「…俺が警視だと何か悪いのか?」



口は笑ってるけど…
目が笑ってませんよー…



「い、いえ別に…」


出そうになった言葉を飲み込んで、笑って誤魔化す。



「お前こそ、警部だなんて厚かましいにも程があるな。」



「…はい?」



今何て言った?この人。







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