等心大




「ちょっと蜜!さっきからなんなの!?
自販行くとかいってお金もって行かない・・・し・・
何その苺ミルク!太るよ!?」

やっぱり、ひなもびっくりするよね。


「先輩が奢ってくれた。いる?」

そう言って、私は苺ミルクをひなにあげた。
どうやっても、1人でこんなに飲めるワケない。


「もらうけどー・・・先輩て誰?」

名前・・なんだっけ。
確か,,,

「笹川・・・純先輩?だったかな」
「えええええ、純先輩って、かなり
ヤバくない?」

「え?なんで?」

「あの先輩、他中の3年生と殴り合いして
停学になるところだったんだよ」


「そ・・そうなんだ」

初めて聞いた。
先輩のこととかそんな興味ないし、
関わることもないって思ってた。






思ってた、いや、
その時は思い込んでるだけだったんだ。
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