龍の女神となるべき姫【上】


「へー。
たった30人程度で僕たちを倒すんですか?
やれるもんなら、ぜひやって見せてほしいですね」



「無理に決まってんやん。
こいつら、見るからに雑魚やし。
どうせ時間の無駄やけど、あんたらの顔見てたら虫酸が走るし、相手したるわ」




あーあ。



2人のスイッチが入っちゃった。



気の毒だけど、悪いのはそっちだからね。




「君たち自惚れすぎでしょー?
幹部でもない悠基に殴り飛ばされる様な奴が、嵐龍の総長になれるわけないじゃん。
……現実を教えてあげるよ」




「「「おい、新橋悠基って幹部じゃねぇのか?」」」



「「「んなの、初耳だぜ」」」




やっぱ知らなかったんだ。



僕たちは次期幹部ってとこかな。




「「「……30人以上いれば俺いらねーよな。
俺、帰るわ!!お前ら頑張れよ」」」



「「「お、お前逃げるなんて卑怯だぞ……」」」



「「「お、俺だって今日は暴れるつもりねぇし」」」





……今さら、ねぇ。



心配しなくてもいいよ?







みんなまとめて殺ってあげるから。


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