あなたとわたし〜魔法と呪い〜2
幹斗をぐいぐい引っ張って…幹斗の家まで帰ってきた。
「何なのあれ?」
ニッコリ笑って
「達也が言ったとおりだよ。
会社だって近いんだし…
一緒に住んだっていいだろ。
お父さんもお母さんも『幹斗と一緒のほうが安心だ』って喜んでたよ。
もちろんうちの父ちゃんも母ちゃんも、『さっさと結婚しちゃえ』って言ってたよ。」
周りから固めて、後で話すつもりだったんだ。
幹斗は喜ばすつもりなんかじゃない。
私か断ると思ったからだ。
「どーせ、アパートもほとんど決めてあったんでしょ」
「さすが恵子。
バレタ?
今日オッケー貰ったからさ、金振り込んだら、
もうすぐにでも住めるよ。
いつから住む?
家具もうちの持ってくと、小さくない?
ベッドも大きいのにしようぜ。
あっちでバイト探してさ。
ちょっとずつ揃えない?
卒業旅行より金、あっちに回そうよ。」