あなたとわたし〜魔法と呪い〜2
「お前…女なんだし、幹斗くんに食わしてもらえばいいじゃん。
幹斗くんもお前一人なら食わしていけるって言ってたし。
適当にバイトでもしてさ。
飯作って待ってれば。
お前…幹斗くんいないとダメじゃん。」
……ブチン……
何かか切れた気がした。
その途端にひっぱたいてた。
「何それ!
あんたそんなんだから、今の今まで就職きまんなかったのよ!!
女を何だと思ってんの!!
時代おくれにも程がある。
私はね!
…幹斗しか好きにはなれないけど…
幹斗だけじゃないんだよ。
私にはたくさん友達もいる。
雅樹だって…
大事だよ。
仕事も頑張って……
ちゃんと一人で立ちたいだけ!!!
もう気安く話しかけたりしないで!!」