あなたとわたし〜魔法と呪い〜2
「那智…好きだよ。」
そう言って唇を重ねる。
言い訳みたいだけど「好きだ。」「愛してる」なんて言葉は絶対に那智にしか言ってないんだ。
本当に好きだと、愛してるとそう思ってるのは那智だけなんだ。
那智のキャミソールの下から手を入れる。
白い透明な首筋にキスをして舌をはわす。
「ハァ…ハアッ」
那智が感じてきてる。
甘い声が聞こえる。
「ハアッ…ハアッ…ハアッ…ヒッ…ヒッ」
「那智…?」
顔をみたら真っ青で…
「ハアッ…ハアッ…ヒッヒッ」
「那智?どうした?苦しいのか?
那智?」
首を横に振り、必死に荒く呼吸をする那智
…どうしたらいい?救急車か?
…呼べるか!
家でなにやってんだって言われる。