あなたとわたし〜魔法と呪い〜2
「お疲れ様でした。」
9時すぎ、早々にお開きになった。
二次会に誘われたけど…ほんっと…勘弁してほしい。
適当に断って、電車に飛び乗った。
幹斗の家はここから一駅、
うちは幹斗とは逆に一駅。
こんなに近いのに…会えない。
ねぇ幹斗。
指輪まだ持っててもいいの?
5年ってあまりにも長くて…いろんなとこで幹斗思い出すよ。
『ただいま』って帰ってくる幹斗。
『おかえり』って迎えてくれる幹斗。
『恵子』『恵子』って呼んでほしいよ。
やっぱり寂しいよ。
幹斗がいないと頑張れないよ。