窓の外
車の中でも終始盛り上がっていた。自分もみんなの話を聞いている内に酔いも手伝ってか、どうでも良くなっていた。
やがて車は目的の場所に着く。膝の辺まで伸びた雑草がその廃墟と化したホテルを埋め尽くしていた。
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