先生の片思い
柚奈をもう一度寝室へと運ぶ。

しばらく寄り添っていてやろう。
頭を撫でて、一人じゃないってことを教える。



「りゅぅ」
薄っすら目をあけて手を伸ばしてくる。


「ここにいるよ」


小さなその手を握ってやると、安心したように眠る。




「大丈夫だよ、柚奈」





俺はきっと柚奈に惚れてる。
こんなに守ってやりたいと思えたのは初めてだ。








俺はどうやら、教え子に本気で惚れてしまったようだ。
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