あたし、脱ぎます!《完》
素直になれないユミは、
ケンの存在をいつも意識している。
そして、
ケンから不意を突かれるようなキスをされ、
自分の気持ちに気づいてしまう。
それでも気持ちを言葉に出来ないユミ。
恋心を言葉にするって
難しいからね。
共感できる。
「な?
ここって、
もう少し勢いがあっても良いんじゃないか?」
アドバイスする雄介が近づいた。
「え?どこ??」
「ここのセリフ。
もっと強めに言ったほうが
ケンもヤケクソになると思うんだ」
「うん……。そうかも。
もう一回やってみても良い?」
「おお」
何回かやってみると、
雰囲気が掴めて来る。
ユミの気持ちも分かるし、
自分に置き換えることが出来る。
そして7回目の練習……