魔法の言葉~本当にあった恋の話~
諦めようって、あたしは黙り込む。

あたしってば、本当に馬鹿。

たった一言なのに・・・



『あーさーみ!!』


ナオがあたしを呼ぶ。


『んー?』


『あのな?お願いがあるんやけど』


ナオがあたしにお願い事?

なんだろう?

ちょっと怖いな・・・



『何?どしたの?』




『あのな・・・


年が明ける瞬間、ちゅうしたいねん』



『・・・え』


びっくりした。



あたしが目を丸くしていると


『笑うなや?!

ちょっとした俺の憧れやねんから』




びっくりした。



『うん、しよしよ♪』


ナオは安心しきった笑顔で


『良かったー!!

嫌やって言われたらどうしようかと思ったわ!!』




同じ事考えてたー!!の一言すら言えない自分が憎かったけど



嬉しかった

凄く凄く嬉しかった




ちゅうが出来る事以上に


同じ事考えてた事が嬉しくて


それだけで運命だとも思えたんだ。
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