*王子様に恋をして*


「あ、ここです。私の家」

「ここ?」

「はい」


うう…
今日はもうセンパイとお別れかぁ…
ちょっと寂しい


「じゃあ…、送ってくれたありがとうございました」

「いいえ、」

「また明日」


どんどん顔が俯いてきちゃう
あーもうちょっと一緒にいたい


「まいちゃん」

「は…い…?」


呼ばれて顔を上げれば
センパイのドアップ

センパイのきれいな顔に見とれてたら唇に暖かくてやわらかいものが当たって

少しして離れていった



「じゃ、また明日ね」

「………」

それだけ言ってセンパイはさっき来た道を帰っていった



「………






きゃーっっっ!!!」


うわーうわーうわーっ

唇に指を触れる

キス…だよね?
今の…


「ふふっ」


しあわせだあー



神様、明日がすごく楽しみです




●本当の本当にEND●



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