ヒマリュウ-Ⅲ-
思いっ切り、大通りの道路に面したホール。
さすが…あたし達を考えてか(←そんな訳はない。)、かなり広い駐車スペース。
ちゃんとつめて止めてあるため、ギリギリ入りきるだろう。
乗り合わせで来てれば、その分浮くし。
「ふたりも着いたみたいよ」
『そうみたいだね。』
舞の言葉にその視線を辿れば、案の定ふたりの姿。
冬可運転……てことは、かなり飛ばしたのか…。
あのスピードを思い出して、ケツに乗っている恭哉に同情した。