ヒマリュウ-Ⅲ-
程なくして入ってきた冬可。
……と、龍。
そういえば――…、
意識を飛ばす前に、冬可…らしき人の声が聞こえた。
『…助けてくれた?』
「だから、ココに居るんだろ」
『ふふ、…そだね。』
隣に居る龍は、チラチラとこちらを見ては、心配そうな視線を送って来る。
そんな様子を嬉しく思いながら、『ママ、大丈夫だよ?』横になったままではあるが龍に笑顔を向けた。
「マジ…心配かけんな…」
『冬可……?』
「……今、何曜日だと思う」
外を見れば漆黒の闇。
…月曜日の夜?
「間違っても月曜じゃねぇぞ」
『……へ?』
「木曜だ」
…………はぁ?!