妖魔04~聖域~
「話し合いで解決しないか?」

「無理だな。これは男と男の闘いでしか解決されない」

裁判にならない古風なやり方だ。

悩むな。

俺は、吟が欲しいと言ったんだ。

何のために、訴え続けてきた?

ジジイに吟の席を譲るためじゃない。

「そうか、解った」

強靭な肉体を持つジジイは強敵だ。

「ようも大層なことを言いよるわ。ワシに挑もうなどと思うとはな」

「俺はあんたを負かさなきゃ前に進めないらしい」

四年じゃ足らないかもしれない。

それでも、お吟さんを手に入れたい。

「お前が負ければ吟から手を引く、異存はないのう?」

「ないぜ」

喧嘩は止めてーとの声は聞こえてこない

これは全員が認めた決闘だ。
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