叫び



「あの、隣の503号室の山田という者なんですが…」



とりあえず挨拶をした。



「はい…どのような用でしょうか?」




ちゃんと挨拶をすると、まともな返事になってきた。



「お話ししたいことがありまして…」




私はなりすまし詐欺師ではないので、話すための嘘は全く思い浮かばなかった。



考えてはいたけれど、どれもが不自然のような感じがして、嘘が言えなかった。




「外でアレなんで…ウチに来てもらえませんか?」




「はあ…」




あまり良い感じの返事ではなかったけど、来てもらえるようだ。







< 14 / 33 >

この作品をシェア

pagetop