叫び
「コーヒーいれますね。どうぞ、お座りください。」
「ありがとうございます…」
毎朝コーヒーをいれているので、手際良く作った。
「どうぞ。」
「どうも。」
さっきから会話があまり続かない。
聞きたいことは山ほどあるのに。
でも、思い切って話した。
「あのですね、……」
私はゆっくりと、そして、母親をしっかり見ながら、話した。
夜に時々酷い泣き叫ぶ声が聞こえること、公園にいた男の子が長袖長ズボンで様子がおかしかったこと…
あまり私の感情は出さず、見たまま聞いたままを話した。
母親は静かに聞いていた。