叫び




だらだらずるずると時間ばかりが過ぎていたある日、いつもより仕事が早く終わったので私は6時ぐらいに帰宅した。




自分の部屋があるフロアにくると、話し声が聞こえてきた。




―――ん?誰だろう…



あたしは足音がしないようにそっと近づき、耳を澄ました。






『なんで夏なのに長袖なんですか!?おかしいですよね!?』



『日焼けするといけないでしょう?だから…』



『じゃあ日焼け止めを塗ってあげれば良いでしょう?…それから、この子の腕や肩に考えられないほどのアザがあるのが見えたんですよ!!』



『遊んでいて転んだんでしょ?もういい加減迷惑なんで帰ってください!!』





……………


声と話の内容から、なおき君の母親と相談所の人のようだ。








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