文献:彼岸花についてのレポート
「お前自身があの時言った気持ちに偽りが無いか確かめたかった、と言ったらどうする?」
あ、少し言い過ぎたようだ。顔は真っ赤のままだが目が潤んで小刻みに揺れがている。やはり見た目が俺だから複雑だ。
「……そんなに妾が信頼できぬのか…?」
「そう言うわけでは無い。」
「だったらなんで…何故こんな事を言うのじゃ…。」
「俺は心配だった。俺だってお前のことが好きなんだ。心配にもなるさ。夢を見てるのではないか、ってね。
俺は皆が思っているようにお前のことを高嶺の花だと思っていたのさ。でも今確証を持って話せる。
すまなかった。試すような真似をして。」
…これだけ言うと、俺(リコリス)は安心したのか、その場に崩れたようにぺたんと座り込む。
「あはは…腰が抜けてしもうたようじゃ。悪いが運んでもらえぬか。」
で、俺はリコリスの体で俺を背負うと、そのままリコリスの家に向かってゆっくりと歩を進めた。
しばらく雑談をしている内にリコリスが眠ってしまった。起こす訳にはいかないので黙々と歩く。
夕焼けに紅く照らされながら(見た目は)女が男を背負うカップル。普通逆なんじゃないかと思うが
背負いながら、これもアリかと思っていた俺だった。
あ、少し言い過ぎたようだ。顔は真っ赤のままだが目が潤んで小刻みに揺れがている。やはり見た目が俺だから複雑だ。
「……そんなに妾が信頼できぬのか…?」
「そう言うわけでは無い。」
「だったらなんで…何故こんな事を言うのじゃ…。」
「俺は心配だった。俺だってお前のことが好きなんだ。心配にもなるさ。夢を見てるのではないか、ってね。
俺は皆が思っているようにお前のことを高嶺の花だと思っていたのさ。でも今確証を持って話せる。
すまなかった。試すような真似をして。」
…これだけ言うと、俺(リコリス)は安心したのか、その場に崩れたようにぺたんと座り込む。
「あはは…腰が抜けてしもうたようじゃ。悪いが運んでもらえぬか。」
で、俺はリコリスの体で俺を背負うと、そのままリコリスの家に向かってゆっくりと歩を進めた。
しばらく雑談をしている内にリコリスが眠ってしまった。起こす訳にはいかないので黙々と歩く。
夕焼けに紅く照らされながら(見た目は)女が男を背負うカップル。普通逆なんじゃないかと思うが
背負いながら、これもアリかと思っていた俺だった。