最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「すいませんでした。」


先生もきっと泣きたかったのに
私が大泣きしたから
きっとタイミングを
逃してしまったのかも……



「元気だそう。
笑えればきっと頑張れるさ。」



先生が手を出した。



「握手~俺もさ実は
今日めっちゃ厳しい感じだったんだ。
中野に会えて
救われたわ。
だって俺は先生だから
生徒が悲しそうなら
支えなきゃだろ?」



「すみません~」


私は先生の手を握った。



 冷たい手だった…


「中野ポカポカだな~」



「暑苦しいでしょ?
体温も高いんです。」




「冬は抱きしめたいな~」



「先生は夏 抱きしめたい~」



そうお互いに言うと吹き出した。


「勇気を出してぶつかります。」



「中野らしいぞ!!」


先生がエライエライをしてくれた。


ちっちゃい頃のように
ワクワクした。
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