最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「そうなの!?
ね?肇の幼なじみなの?」


近寄ってきたはぁくんに
声をかけた。


「そうだよ。」

はぁくんはスラ~っと答えた。



「じゃあ 紹介してよ。」



「別にはぁくんに紹介してもらわなくても
私は中野 未来 何のとりえもない
高校二年生…でいいでしょ?」



私はこれ以上 はぁくんと
一緒にいるのがイヤだった。


「はぁくん!?
肇のことはぁくんって呼んでんの?」



「え?小さい頃から
そう呼んでたし?」




「あ~なんかいい~!!
はぁくんって…みんなが呼ばない
呼び方だね。
私もそう呼んでいい?」



私はもう爆発寸前だった。

人の心の中にズカズカと上がりこんで
イヤな女


だけど・・・・

「別にいいよ~」

はぁくんが言った。


「はぁくん~」
瑠琉が呼んだ・・・・・。



殴り飛ばしたい気分だった。
拳を握りしめた
そしてその場を離れるしかなかった。
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