最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
「でもね 肇ってあーいう子が
好きな子じゃなかったんだよね。
イヤ…未来しか知らないからかな。
昔 あ~言うタイプの子が
ドラマに出てきたら
クソミソに潰してたけどね……。
だから不思議で仕方ないんだ。」




「確かにね。
肇も留学中になんか
変わっちゃったんだね…」



「本当だわ……
もともと親にペラペラしゃべらないし
何考えてんだか……
ただ元気がないから……
なんか悩み事でもあるのかな。
それこそ
未来の彼氏に
一度聞いてみなきゃって
思ってんの。
今度 ここに来る時は
私も呼んでもらえるかしら…」


翔くんも前言ってたな



はぁくんがなんか
楽しそうじゃないって…


 なんかあるのかな……

  


窓の外に車の止まる音がした。



はぁくんが降りてきて
瑠琉が窓から顔を出した。


「じゃあ 帰ってきたら
連絡するね~」



「うん。じゃ…」


瑠琉は手を振りながら車は
角を回って行った。



はぁくんが大きなため息をついて



家に消えて行った。



  どうしたんだろ…


大きなため息と
肩を落とした後ろ姿が気になっていた。


                                                                                                                                       
< 294 / 460 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop