未完成な僕ら


「よしっ!あんま心配かけんじゃねーぞ。」

そう言って、漫画を棚にもどしてから、あたしに

「んじゃ、おやすみ」

と声をかけて、冬弥は部屋を出て行った。


ーーまた日に焼けたな‥

あたしはベッドに寝ころんで考える。


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