【完結】キミと運命と裏切りと涙。







遊んでるヤツなんか俺の他にもいんだろ。


寝てるヤツだって俺だけじゃねぇし。




「……はぁ」


そのあとの残りの授業はマジメに受けた。




それはノートを出さないと成績を下げられる危機に陥ったためだ。


あのヤロー、マジで俺を舐めてやがる。




でも成績下がるとまた親父がうるさいから授業くらいはマジメにやらなきゃな。


ただでさえ数学はいつも赤点だから……。




くそーっ、仁科みてぇに頭よくなりてぇ……。



まぁ頭よくなりたくても、今さらはムリなんだけどさ……。




くそーっ、こーゆう時頭いいヤツはいいよなぁ。
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