【完結】キミと運命と裏切りと涙。
「うっ……」
そんなストレートに言われると、なんかこうグサッとくるな……。
「まったく……はい、ノート」
「サンキュー。悪いな」
「あとでジュースおごってねぇ」
「……はいはい」
コイツ、こーゆう時だけはちゃっかりしてるんだよなぁ。
頭使いやがって……。
「ちゃんと書かないとまた再提出することになるからねぇ」
「わかってるよ……ちゃんと書く」
「当たり前でしょ。アンタ学校になにしに来てんのよ」
「なにって……勉強?」
「なんでそれをわかってて勉強しないのよ」