【完結】キミと運命と裏切りと涙。







だからずっと先輩だけに着いていこうって決めたの。


もうなにがあっても先輩のそばを離れないって誓った。




「その後はどうだ?母親とは」


「……大丈夫です。少しずつだけど、お互いのことを理解しようと頑張ってます」


「そうか。よかったな」


「はい、これも先輩のおかげです。……本当にありがとうございました」


「いや、俺はなにもしてない。……それは笹川が頑張った結果だ」


「……ありがとうございます」




あたしやっぱり先輩がすごく好き。


もうなにがあっても絶対に離れたくない。




いまのあたしたちならきっと大丈夫だよね。
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