キケンな幼馴染み。
走ってこっちへやってくる。

そしてギュッと私を抱き締めた。


「ちょっ…ちょっとなんですか!」

「会いたかったよ~みゅー!」


連呼される「みゅー」という名前。


「止めてください…!」

「…俺のこと覚えてないの?」


見覚えのある目。

まさか…

本当に…?
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