Heart of Melody
Two Melody-夏休み-
Natsumi's Melody
合唱発表会の自由曲の指揮と伴奏はうちと長月に決まり、夏休みが近付いていた。
「うげーι部活いっぱいだな~」
この前席替えして、隣は里佳!でまさか前にまた長月、その隣が師走。
「また近いな☆」
(~~~ι)
また師走にバカにされるよ!
ハァー(/_;)
てな訳で。
「夏の体育館で蒸し風呂だよなぁ」
長月が振り返ってうちの机に予定表を広げた。
「卓球だから窓とか閉め切るしね~」
「確かに((笑」
「何々~~~?こんな仲良かったっけ??」
里佳が興奮気味に聞いた。
「えっ!?///」
「だって去年からの仲だもん、お前と師走みたいなもんだろ?」
長月はニヤと笑いながら言った。
「なっ歩夢~(`д´)こ・ん・な奴と仲良くなった覚えはない!!」
「ムカつく~~~うちだってそんな元天パのナルシーとなんか仲良くなった覚えはないね!」
「あぁん?」
「何よぉ?」
睨み合い。
「意外とお似合いなのかな、二人」
うちはフッと笑いながら言った。
「確かに((笑」
「てか伴奏と指揮練習っていつ?」
「あぁ7月の……27日かな」
「3時からだよねぇ」
「あぁ、また俺ら最初から合わせんじゃね?((笑」
「かもねー((笑」
うちは笑いながら、その日を予定表に書き込んだ。