あなたの笑顔をみていたい



「真子!朱莉!」


そこには息をきらした秀維がいた。


「秀維!?どうしたの?

歩は?」

なんで歩がいないの・・・?


「・・・実は・・・


歩が足を怪我したんだ」



・・・え?・・・


歩が怪我??



「う、嘘でしょ・・・?」


怪我なんて・・・こんな大事な時期に・・・


「嘘じゃない。

今救急車で病院に運ばれた」


病院・・・??



「歩、そんな大怪我なの!?

大丈夫なの!?」


つい声が大きくなってしまう。


< 92 / 267 >

この作品をシェア

pagetop