あなたの笑顔をみていたい
「真子!朱莉!」
そこには息をきらした秀維がいた。
「秀維!?どうしたの?
歩は?」
なんで歩がいないの・・・?
「・・・実は・・・
歩が足を怪我したんだ」
・・・え?・・・
歩が怪我??
「う、嘘でしょ・・・?」
怪我なんて・・・こんな大事な時期に・・・
「嘘じゃない。
今救急車で病院に運ばれた」
病院・・・??
「歩、そんな大怪我なの!?
大丈夫なの!?」
つい声が大きくなってしまう。