愛恋(アイレン)〜運命の恋〜

体の異変

ユウスケが別れを切り出したことにより、私の気持ちは楽になった。




だけど、手の震えはまだ治まらなかった。




別れたことを、マサヨと唐木さん…そして、サツキに知らせた。




報告を知ったみんなは、よかったと安堵していた。
私も…安心した。




気持ちが大分楽になった私は、その後の時間の進み具合が早く感じた。




翌朝、頭痛がなくなり気軽に起きれた。




“よしっ!新しい恋をするぞー!!"
そう思い、和室に入る。




と、携帯電話が光った。
メールを受信していることを知らせている…光だった。




“サツキかな…??"
そう思った私は、携帯を開いた。




だけど、送り主はサツキではなかった。
アイツだった…。




“話しは終わったはず…。なのに、何で??"




そう思いつつ、受信メールを開く。




【やっぱり、やり直さないか??】




“……は??"




何なの…このメール。
人をバカにしてるわけ!?




アイツのメールに怒りを覚えた私は、絵文字なしで【わかった】と送った。




嫌な予感がする。
心臓が変な鼓動を打ち始める。
これは…胸騒ぎだった。
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